ピーナッツカットが流行った経緯、カットの特徴

ピーナッツカットは、トイプードルのカット方法の中でも比較的新しく登場してきた方法です。
特長は頭頂部から口元にかけて曲線を描くようなシルエットになることで、頭と口元の間にちょっと谷間ができるということから「ピーナッツ」という表現がされています。

ピーナッツカットは「ムスタッシュ」と言われることもあり、トイプードルらしいふんわり感を残しつつも、ちょっと個性的なカッティングになるというところが大きな特長です。

通常のトイプードルのカット方法としては、テディベアカットのように顔全体を丸く仕上げるというやり方が主流でしょう。
テディベアカットではぬいぐるみっぽさを出すために、わざと横広がりに見えるように耳の毛を丸く切ったり、鼻先の毛も丸く仕上げたりします。

ピーナッツカットでは、そうしたふんわり感重視というところでは共通していますが、頭頂部を大きく高く伸ばすようにするというところに大きな違いがあるのです。

テディベアカットがあまりにも有名になりすぎてしまったということもあってか、ちょっと異なる印象のピーナッツカットを希望する飼い主さんも増えており、今全国のトリミングショップで多くカットが行われるようになっています。

向いているプードル

ピーナッツカットが似合うトイプードルとしては、まずマズルが長いということが挙げられます。
テディベアカットの場合、クマっぽく見えるようにするために鼻先が短めで丸みがある顔型の方が適しているとされています。

その一方でピーナッツカットの場合、顔全体のシルエットを長細く見せるようにすることが重要になってくるので、マズルが長く全体的にシュッとした体型のワンちゃんの方がかっこよく見えるのです。
ですので、テディベアカットをしたかったけどちょっと似合わないなと思ったワンちゃんに対してピーナッツカットをしてあげると、びっくりするほどしっくり似合うようになります。

それとピーナッツカットは顔面部分の毛をかなり短く刈るため、ブラッシングがしやすくなり、目元がすっきりして視界がよくなるというメリットがあります。

ちょっと注意しておきたいのが、ピーナッツカットの場合口元から顎部分にかけての毛を大きく残すようにするということです。

口元はエサや水を飲食したり、よだれを出したりするときにどうしても汚れがちな部分です。
そのため口元にたくさんの毛が残るピーナッツカットの場合、汚れが毛先もつきやすく、また場所の都合でワンちゃん自身では綺麗にしづらいということが出てきます。

ピーナッツカットをする時には、毎回の食事の時などにきちんと濡れタオルなどで拭いてあげるようにして、口元を清潔に保ってあげてください。