ブーツカットが流行った経緯、カットの特徴

ブーツカットは、文字通り足元が裾広がりになるようにシルエットを作るというカット方法です。

人間の場合、ブーツカットというのは「ブーツが履きやすいように裾が広がっているパンツの裾のカット方法」ですが、トイプードルの場合はブーツカット(パンツ)に似ているようにする毛並みのカットというところが面白いところです。

「ブーツカット」という方法自体は全身のカット方法というよりも、足元のちょっとした工夫ということで行われます。

ですのでブーツカット単体というよりも、他のカット方法でのちょっとしたおまけという感じで行われることが多いでしょう。

組み合わせとしてはまずアフロカット+ブーツカットというものがあります。
アフロヘアとブーツカットのスタイルと言えば、人間のファッションスタイルでもよくある組み合わせですよね。

全身をふわふわさせるのではなく、足元と頭の部分のみにボリューム感を出すようにすることで、体全体のシルエットが面白く見えます。

もう一つよく使われるのが、ブーツカットとハートカットの組み合わせです。
ハートカットはトイプードルの腰やお尻の部分にハートマークになるように毛並みを残すというものですが、足の付根の部分は一旦細く刈り込み、足元に向かって広がっていくということで2つが実現できます。

ハートカットとブーツカットの組み合わせも、アフロ+ブーツカットと同じようにどこかレトロな雰囲気を感じさせてくれるので、おしゃれな飼い主さんとトイプードルちゃんにはおすすめです。

向いているプードル

ブーツカットが似合うトイプードルとしては、足元の毛並みが豊富な体質ということが挙げられます。
特に足先近くの毛の量はブーツカットにしたときの裾広がりのインパクトが変化してくるので、できるだけ多い犬の方が向いているのです。

ただし足元の毛が少なめのトイプードルも、「ショートブーツ」としてわざと小さなブーツカットスタイルにしていくことができますので、それぞれの体質にあったものを選ぶとよいでしょう。

なおブーツカットというカット方法は一種類だけでなく、サロンによっていくつかバリエーションがあります。
人間のパンツのようなブーツカットとはかなり異なりますが、足元だけを丸く残すようにして刈り込むようなスタイルも、トリマーの間では「ブーツカット」として分類されているのです。

上手なトリマーさんになるとただブーツカットにするだけでなく、脚長スリムのようなスッキリスタイルにしてくれたりもします。
どのトイプードルにもできるというわけではありませんが、それぞれのワンちゃんの性質に合わせて、似合うスタイルを決めていってもらいたいです。